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2021年 注目の4つの建設テクノロジーのトレンド

テクノロジー 投稿者:スミット・オベロイ 2011年2月17日 購読時間 5分間

新型コロナウイルス以後、業界の状況が急速に変化し、企業のイノベーションと業務効率をサポートするテクノロジーが、今後さらに重要になります。その中で、今年は建設業界にとってこれまでに類を見ない1年となるでしょう。

アジア太平洋地域で、建設会社が新旧の課題に取り組む中、需要と必要性の両面からテクノロジーの導入が加速しています。進化する安全性とソーシャル ディスタンスの要件、リモート ワーカーのサポート、絶え間なく変わる運用、サプライヤー、プロジェクト管理のニーズ、プロジェクト ライフサイクル全体にわたってのサスティナビリティの必要性増大による環境の重視のためのテクノロジーです。

テクノロジーは、これらすべての対策で建設業界をサポートし、新しい業務運営の構築に向け、建設の様々な段階で、より良い統合に寄与し、さらに安全で生産的な職場、より高い回復力を持つ部門や労働者のスキルアップに貢献します。

政府による新型コロナウイルス感染症向けの景気刺激のための資金が効率的に活用され、調達、建設、設備管理を含む業務改善のためのイノベーションに投資されることも予想されます。

2021年に注目すべき建設テクノロジーの 4つのトレンドを示していきます。

1. サブコン業者管理プラットフォームに注目が集まる。

これまで、アジア太平洋地域の建設業界の大半は、建設のポイント ソリューションを広く採用して、基本的なニーズに対応し、プロジェクト全体にわたってサブコン業者を関与させ管理しています。しかし、これにより、業務が非効率になり、コスト高の原因となる可能性、開発の遅延が生じます。新型コロナウイルスの収束後、元請業者と専門業者が設計データと現場データのアグリゲーションやシームレスな連携により、ビジネス要件を管理し、プロセスを制御するような建設管理プラットフォームが登場するでしょう。適切なサブコン契約管理プラットフォームにより、バラバラに細分化されたプロジェクトに閉じたプラットフォームから、より標準化され統合されたアプローチを使った強力なプラットフォームへと、業界全体が移行できるようになります。この結果、プロジェクトのリアルなコストの把握が進み、利益率が改善されるでしょう。

また、2021年には、次のようなソフトウェアの採用も増えるはずです。施工前準備チームがカスタマイズ可能なテンプレートを使用して、素早く入札に対応し、入札結果を容易に比較する、リアルタイムのコスト変化を使ってプロジェクト予算を追跡する、チーム内の積算担当者や施主と容易かつ透過的に連携、過去の入札データやレポートに関する価値ある分析・洞察を活用し、今後のプロジェクトを最適化する。

2. 建設プロジェクト全体にわたるワークフローの合理化で効率改善。

新型コロナウイルス流行の結果、業界では大半の業務とコラボレーションがリモートで行われるようになり、今後も、ほとんどの企業で、ある程度のリモート ワークを続けることが明らかです。このために、プロジェクト全体にわたって新しいプロセス、ポリシー、ワークフローのためのテクノロジーが必要になりました。リモート ワークでデジタル化が加速するにつれ、デジタル インフラ プロジェクトも成長軌道に乗りました。

加えて企業では、さらにコスト意識が高まり、競争力を維持するため、効率化の方法に注目しています。

テクノロジーが、融合を求められる新時代ワークフローの合理化を推進します。業界、プロセス、チームが革新的なモノづくりに取り組み、新たな挑戦も可能になるでしょう。2021年、チーム、データ、ワークフローの連携がますます強くなります。

建設プロジェクトの管理に使用される統合クラウドベース プラットフォームであるAutodesk Construction Cloudなどのソフトウェアを利用することで、ワークフローの合理化が可能になります。これは、設計から運用に至るまでのプロジェクトの様々なステージ全体にわたりワークフローを連携し、すべてのデータを格納できる単一のプラットフォームを提供します。このようなソフトウェアを使用することで、あらゆる規模の建設プロジェクトの悩みの種となる、分断や不明確という障壁を取り除き、連携を大幅に高めることで、チームが現在利用中の製品機能を、さらに活用することができます。

3. 安全は建設ビジネス戦略の最重要課題。

建設業界では、安全は常に考慮すべき課題であり続けてきましたが、現在の環境では安全が最重要です。

作業者を分けソーシャル ディスタンスを保つことで、ウイルスが拡散する可能性を下げるとともに、清潔さや追加の安全プロセスと手順が必要です。複数のチームが一緒に働くことが一般的な建設現場では、ソーシャル ディスタンスを保つことが困難な場合があります。

シミュレーションやジェネレーティブ デザインなどのテクノロジーを使用すると、サポート企業は、実装すべき適切な安全プロセスを特定したり、物理的な距離の確保やウイルス伝播の可能性を減らすことに関して空間を再考する方法を特定しやすくなります。ジェネレーティブ デザインの裏付けとなる分析データとしては、ソーシャル ディスタンス、疫学的基準、または空間内の空気の流れなどの制約が考えられます。

4. 現場のデータを使用して 3D モデルにアクセスすることは、プロジェクト チームと顧客にメリットをもたらす。

3D モデリングなどの設計技術(具体的にはビルディング インフォメーション モデリング(BIM))は、新型コロナウイルスの流行前から建設業界で盛んに導入されるようになりましたが、その流れは 2021 年も続くでしょう。

BIM は、建物の仮想モデルを提供し、設計者が実世界で設計に息を吹き込む前にデジタル モデルを構築することを可能にします。これにより、エラーの可能性が減り、信じられないほどプロジェクトのコストと開発の効率を上げることができます。オーナーと行政機関は、コンプライアンスを確保し、高パフォーマンスのアセットを実現できるように、モデルのデータの充実度に関して高い要件を設定するようになるでしょう。

2021 年には、建設業界が新型コロナウイルス流行から回復し始めるにつれ、APAC の企業がテクノロジーをさらに活用し、最も重要な資産を人々により素早くつなげて、競争力を維持するためのビジネスの戦略的な地歩に位置付けることができるようになることを期待できます。

Autodesk Construction Cloud は、設計から建設に至るまで、プロジェクト チームとデータをリアルタイムでつながる統合プラットフォームです。情報に基づいた意思決定を効率的に行うことが可能になり、成果の予測可能性と収益性が向上します。このプラットフォームは、建設チームがプロジェクトをつなげ、編成し、最適化することをサポートします。

詳細については、当社の Web サイトを参照してください。

Sumit Oberoi

業界戦略マネージャ、オートデスクの建設ソリューション